日本最古のカレーのレシピって、いつ頃出版されたか知ってます?
11/7「世界ふしぎ発見」のカレー特集で再現カレーが出ていましたね
1872年(明治5年)出版の『西洋料理指南』にあるカレーで特徴は蛙の肉を使ってるんですね
ネギ・ショウガ・ニンニク・バター・エビ・タイ・カキ・鶏・アカガエル・小麦粉・カレー粉と記載されています
蛙を使うあたりフレンチのテイストがありますね
そして、同じく1872年(明治5年)にもう一冊『西洋料理通』という本でもカレーのレシピ!
「コリードビーフ及モツトン」として紹介されています
こちらは、牛肉・鶏肉・ネギ・リンゴ・小麦粉・ユズ・カレー粉を使用
当時タマネギはまだ一般的でなく両レシピとも長ネギを使用していたようです
前置きが長くなってしまいましたね
この日(偶然にもふしぎ発見の放送日)は『西洋料理通』からの再現ビーフカレーを食べに行ってきました
「新宿中村屋 Manna」です
場所は食べログからご確認ください
新宿中村屋は1927年(昭和2年)に日本初の本格的なインドカレーを販売したお店
現在、【中村屋1年祭】としてお店の名物「純印度式カリー」と「西洋料理通からの再現ビーフカレー」を食べ比べできるメニューが限定(10/29~11/30 1日20食)で提供されています
先週はカレーグランプリとかで忙しかったから1週間遅れての来店となりました
通常メニューもひかれますが・・・
当然「中村屋 食べ比べカリー」2,500円でしょう!
さすが中村屋です
開店11時すぐから席がお客さんで埋まっていきます
そんな店内を見ながらまだかまだかとカレーの到着を待ちます
このお肉が何枚も入ってるんだよ!
噛み締めると牛肉の美味さが口に広がる
贅沢なローストビーフやステーキを食っているみたい
カレーでありながらビーフシチュー食べてる気にもなるぞ!
タマネギじゃなくて長ネギってのも面白い
今度自分でも長ネギやってみよう
カレーには「あめ色タマネギ」が欠かせませんが、当時のレシピは「ねずみ色」と表現していたようです
食べ物なのにねずみって・・・(笑)
そして中村屋純印度式カレー
今でこそもっとスパイシーで刺激的なインドカレーのお店は沢山ありますが、当時このカレーを始めて口にした人達にはかなり刺激的だった事でしょうね
2,500円(税込み2,700円)とけして安くはありませんが、日本のカレーの歴史に触れることの出来た貴重なランチとなりました
ご馳走様でした
Manna (カレーライス / 新宿三丁目駅、新宿駅、新宿西口駅)
昼総合点★★★★☆ 4.0
ランキングに参加してます。お立ち寄りのついでにポチって下さいな♪