天婦羅みやしろ 上質な食材と職人の腕から生まれる極上のランチ

【カレーじゃなくても良いじゃない】

最近はカレー以外の食事を食べに行く事が増えブログにも書いてます

いろんなお店から刺激を受けたいお年頃なものでw

次は何を食べに行こうかいつも考えているんですが、今回は日本料理の代表ともいえる天婦羅を食べに行ってきました

 

「天婦羅みやしろ」さんです

お店の場所は食べログからご確認ください

 

・・・住所的に間違ってはいないはず

ミシュランで星をとったお店なんですが外観は古い一軒家

近づいて郵便受けを確認すると確かに【みやしろ】の文字

勇気を出してドアノブに手をかけ入店

中に入ると通路で奥にまた扉

そこを入ると外観とギャップのある綺麗なカウンター席

間違ってなかったとホッとし席に着きます

今回はランチでの訪問

メニューはコースのみで13,200円と22,000円の2種類

贅沢に22,000円の方をいただいてきました♪

 

飲み物を頼み先付からスタート

「ホタルイカと九条葱」

柔らかく煮られたホタルイカはそのまま食べて良いけど、九条ネギにかかる酢味噌を付けて食べるとまたウマし

 

「鯵のお造り」

写真では見えにくいですが神奈川県佐島の鯵です

身厚に切られた鯵の上にミョウガとカイワレ

そして味付けに使われているのがネギ醤油

シンプルにネギと醤油だけで作られているそうですがニンニクの様な風味を感じて鯵と相性が良いなぁ

この鯵は数日間熟成されたものだそうでネットリとした舌ざわりもたまりませんな♪

 

天婦羅は天つゆ、大根おろし、特製塩でいただきます

塩は出汁っぽさも感じてこれを舐めるだけでもお酒が飲めるぞw

 

「車海老」

アーチを描く美しい車海老

これはやっぱり塩だよな・・・いや、まずはそのままでひとかじりだ!

レア目に揚げられた車海老から上品な甘みが口に広がります

二口めは塩を付けて・・・お、先ほどよりも甘みと旨味が強く感じられるぞ~

続いての車海老は海苔で包んだご飯の上にのせて

「海老天海苔巻き」

こちらはツユがかけられているのでそのままパクリと

海苔の香りと米の甘み、そして先ほどはレア目でしたが今回は尻尾までカリッと揚がった車海老のプリっと食感・・・ウマし!

同じ車海老でも全く違う味わいを楽しめます

さらには

「車海老アゴ足」

パリパリの食感が楽しめます

自分が家で天ぷらする時は頭と一緒に取って使ってない部分

こういう楽しみ方もあるんですね~

勉強になります

 

「新潟産ふきのとう」

綺麗に開いた美しいフキノトウの天婦羅

ほど良い苦みが味覚を刺激してくれる絶品です

 

「蝦夷鮑のしゃぶしゃぶ」

この鮑を

鮑肝ソースでしゃぶしゃぶして頂くのです♪

軽めにしゃぶしゃぶして食べるとコリっとした食感を楽しめ、30秒ほどゆっくりしゃぶしゃぶすると絶妙な柔らかさを堪能できます

こりゃ贅沢だな~

でもあっという間に鮑を食べ終わり肝ソースが残っていてもったいないなぁと思っていたら

「ご飯の天婦羅」登場

ほう、こう来たか!

このご飯を先ほどの鮑肝ソースに投入だ

さらにその上から・・・

バフンウニを追加!

おほ~!テンション上がるぅ~!

スプーンでよ~く混ぜ混ぜして

雲丹と鮑肝ソースのリゾット風の出来上がり♪

深い旨味が揚げご飯にしっかりと絡み一滴残さず美味しく完食です

 

「兵庫県姫路 小玉ねぎ」

パクっと一口でハフハフっと

柔らかい食感で玉ねぎの甘みが口いっぱいに

 

「千葉竹岡 メゴチ」

江戸前の天ぷら種として珍重されるメゴチですが近年は漁獲量が減少しているそう

フワッとした身は天つゆと大根おろしと高相性

思わず口元が緩んでしまうホワホワ具合に感動です

 

「鯵のなめろう」

最初にお造りで出てきた鯵をなめろうにし蛤の殻を器に軽く炙った一品

先ほど鯵を食べたからわかる、食べる前から美味いの決定!

スプーンでチミチミと口に運び酒をグイっと♪

酒飲みにはホントたまらない料理です

 

「茨城 れんこん」

普通れんこんって言ったら輪切りで出てくる事が多いんですが、こちらでは縦に切っての天婦羅に

こうする事でれんこんの繊維感をしっかりと感じることが出来る訳ですよ

同じれんこんでも切り方で全く違う食材に感じるんですね

 

「茨城県鹿嶋 地ハマグリ」

身厚で旨味が溢れています!

鹿島灘でとれたハマグリは収穫後すぐに出荷されるそうで、身が瘦せる事なくミネラルも豊富に感じます

半分はそのまま食べて残り半分は

海苔で巻いてパクリ♪

ハマグリ好きですが今まで食べた中でNo.1のハマグリでしたよ!

 

「自家製からすみ蕎麦」

蕎麦の上には自家製のカラスミ

ほど良い塩味のカラスミと蕎麦の香りの極上の組み合わせです

 

「栃木 椎茸」

口に入れればアツアツジューシーな汁があるれる椎茸

火傷と紙一重の熱さをハフハフと口の中で味わう喜び

 

続いては驚きの天婦羅

「シャトーブリアンの湯葉巻き」

シャトーブリアンさんを天婦羅にですよ!

湯葉に巻くことで絶妙な熱の入り具合

添えられたスプーンには生胡椒

この生胡椒を先に二粒口で噛んで胡椒の風味を出してから塩を付けてシャトーブリアンさんをパクっと~!

胡椒で敏感になった口に広がる肉の旨味と脂・・・最&高だね

 

「海苔の天婦羅と漬けマグロ」さらに「バフンウニ」

カリッとした海苔の天婦羅の上に大間の漬けマグロです

「別注文になりますが先ほどのバフンウニをのせられますが?」と聞かれれば当然お願いしてしまうでしょ?

これは食べ応えのある贅沢メニュー!

揚げられた海苔が器としてシッカリ形を保ってくれ数口に分けて食べることが出来ます

お昼からこんな贅沢なもの食べて罰が当たったりしないか不安です

 

「長野産 アスパラガス」

立派なアスパラガスだねぇ~

余熱で火を入れるので根元ではなく穂先からゆっくり食べましょう

4口ほどで食べ終えたら次に出てきたのが

先ほどのアスパラのさらに根元の部分をじっくり揚げたもの

熱いけどひとくちでパクリと食べるとまるでジュースの様にあふれるアスパラ汁!

店主曰くアスパラのスープみたいでしょと

これは新しいアスパラガスの楽しみ方を知りました

 

「千葉県富津 キス」

天婦羅と言えばやっぱりキスですよね

こちらのキスは一週間熟成されたもので締まった身の食感に旨味が凝縮した感じです

 

さてここで〆のご飯もの

目の前に出てきたのはバーミキュラ、蓋を開けると

「トマト御飯」

昆布だしで炊かれたご飯に蒸らしの段階でトマトを投入!

よ~く混ぜて一口分をお皿に

昆布とトマト由来の旨味、グルタミン酸とアスパラギン酸

複数の旨味成分が絡むことで極上のご飯になってます

このご飯なら丼で食べられるのですがそれで終わりの訳がない

バーミキュラに残るトマト御飯の上に芝海老・帆立・アスパラのかき揚げがドーン!

これをさらに混ぜて贅沢なご飯の完成!

旨味のトマト御飯に海老・帆立・アスパラのリッチ感

シットリとしたかき揚げの衣の感じも良いですよ~

お椀と漬物と共にパクパク

途中でご飯にスダチをひと絞りすれば、酸味と柑橘の香りが油の旨味と複雑に絡み極上の味わいを生み出します

 

最後は抹茶と塩羊羹でコースの〆です

ランチでしたがコース内容はディナーと同じようでお腹もパンパンで大満足

最後に残ったご飯をお握りにしてもらい天かすと共にお土産にしてもらいます

後ほどお店の料理を思い出しながら美味しく頂きます

さすがミシュランの星を取ったお店だなぁと感動のお昼ご飯でした

 

ご馳走様でした

天婦羅 みやしろ天ぷら / 中目黒駅祐天寺駅代官山駅

昼総合点★★★★ 4.1

店舗情報
店名:天婦羅みやしろ
住所:東京都目黒区上目黒2-18-11
TEL:050-5595-4918
営業時間:11:30〜14:00、18:00〜23:00
定休日:月
公式サイト:ホームページ Facebook 

ランキングに参加してます。お立ち寄りのついでにポチって下さいな♪

にほんブログ村 グルメブログ 東京食べ歩きへ
食べログ グルメブログランキング