【カレーじゃなくても良いじゃない】
今回は大人の街、神楽坂で晩御飯
もともと料亭が多かった神楽坂は美食の街として知られています
メインの通りから脇に入ると気になるお店がいくつもあり散策するだけでも楽しいですね
ってな感じで今回は神楽坂上交差点近くから小道へ入った先
いや、道間違えたか?と思った先にお店がありました
![](https://nonde-tabete.com/wp-content/uploads/2023/10/036-530x707.jpg)
「枝魯枝魯(ギロギロ)」さんです
お店の場所は食べログからご確認ください
一般民家に紛れるような隠れた古民家レストラン
ふらっと訪れるお客さんはきっと居ないんだろうなぁ
お店に入ると調理場を囲むようにコの字型のカウンター席
あと2階にも席があるみたい
今回は二人で来たので調理風景を見ながらの1階カウンターで食事です
![](https://nonde-tabete.com/wp-content/uploads/2023/10/025-530x398.jpg)
席には敷紙が用意され絵柄は現代風景の中にかぐや姫
長月(旧暦の9月)らしい絵ですね
敷紙は毎月変わるらしく過去のものも壁に飾ってあり見て楽しめます
そして何気なくめくって見ると
![](https://nonde-tabete.com/wp-content/uploads/2023/10/026-530x398.jpg)
裏面にはお品書きが書かれていました
他の席の人は誰も気づいてなかったみたい
あ、ちなみにこちらのお店は月替わりのコース(5,480円)のみ提供されていますよ
まずはお店の雰囲気に合わせて生ビールではなく瓶ビール(赤星)を注文
そして最初の料理から
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「先付け 魚素麺の磯部巻き」
魚素麺はそうめんのような形状をした魚肉練り物
それを海苔でて磯部巻きスタイルにしてその上にとろろ、鮪、素揚げゴボウをのせた物
サッパリとした口当たりで良き一品目ですな
![](https://nonde-tabete.com/wp-content/uploads/2023/10/027-530x707.jpg)
「前菜 長月の前菜」
エリンギのグラタン風やマッシュルームソースがかかった蕪
ジャンボなめこを揚げた物などキノコづくしの前菜
秋刀魚なども季節を感じさせてくれ楽しい一皿です
![](https://nonde-tabete.com/wp-content/uploads/2023/10/028-530x707.jpg)
「椀物 枝魯枝魯ラーメン」
一般的な椀物ではなくラーメンってのがくずし和食の遊び心
とは言えジャンクなラーメンとは違って松茸と鱧からだしを取ったスープは実に深みある味
ちゅるっと麺を啜り食べると香りがふわっと広がります
![](https://nonde-tabete.com/wp-content/uploads/2023/10/029-530x707.jpg)
「向付け 鱧の落とし松茸醤油」
鱧の落としってのは骨切りした鱧を湯引きした物です
鱧の下の松茸醤油を絡めてフワフワの食感を楽しむ
トッピングされた鱧の骨せんべいも酒がすすむニクい奴
![](https://nonde-tabete.com/wp-content/uploads/2023/10/030-530x398.jpg)
鱧型のお皿も可愛いですね~、でも鱧料理以外には使えなそうなので自分では買えないなw
![](https://nonde-tabete.com/wp-content/uploads/2023/10/031-530x707.jpg)
「くずし 鮎の塩焼き朴葉燻し」
カウンターの中でじっくりと火にかけられていてた鮎
やっと登場して来たか!
たこさんは子供の頃は焼き魚が嫌いで大人になってから食べ始めた人
でもやっぱり骨が苦手でそこまで焼き魚は食べないのです
でもテレビとかで鮎の塩焼きを頭からバリバリ食べているのを見て俺もいつかは!と思ってました
まずは卵がタップリ詰まったお腹部分を摘まんで酒を一飲み・・・うめぇ
その後は塩が効いた身をパクパク、そのまま骨もバクバク
勢いのままに尻尾までバリバリ!
そして最後は心地よいほろ苦さを感じる頭をワイルドに頂く
生まれて初めて頭から骨から尻尾まで全部食べたのでした!
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「酢の物 白味噌と玉蜀黍(とうもろこし)の摺り流し」
とうもろこしの摺り流しって好きなんですよ
甘くて深みのある味が体に染み入る感じ
白味噌のアクセントもより好みの味を作ってくれてます
摺り流しの上には鴨のローストとフルーツトマトものっています
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![](https://nonde-tabete.com/wp-content/uploads/2023/10/035-530x707.jpg)
「お食事 ちゃ豆炊き込みご飯」
最後はちゃ豆炊き込みご飯とお新香と赤出汁
ホクっとした豆の食感を感じながらしみじみと味わう炊き込みご飯
そして山椒が香る赤出汁でお腹の中は食事したぞ~!って満足感で満ちていきます
そして「甘味 長月の甘味」
高野豆腐のブリュレ、お麩のフレンチトースト、紫蘇の実の塩漬けが乗ったキャラメルアイスなどくずし和食ならではのデザートが5品
あまりに面白くワクワクする甘味の登場に写真を撮り忘れてしまいました・・・すまん
神楽坂の古民家で食べるくずし和食のコース料理
周りのお客さんは若い人も多く肩肘張らずに楽しめました
男の人にはボリュームが少し足りないかもしれませんが、量ではなく質を楽しむには良いお店だと思います
ちなみにこちらのお店、他に京都とハワイにも店舗があるそう
こういうお店を知っていると女の人にモテる(多分・・・)から要チェックですよw
ご馳走様でした
枝魯枝魯 神楽坂 (日本料理 / 牛込神楽坂駅、神楽坂駅、飯田橋駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.8
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