【カレーじゃなくても良いじゃない】
お肉食べたい病と同じく、たまにやって来る鮨食べたい病
今回の治療は土曜の仕事を終えて日比谷線で一本の中目黒
なかなか予約が取れないと有名なこちらのお店へ
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「鮨おにかいたすいち」さんです
お店の場所はこちらからご確認ください
変わった店名ですが正しくは【鮨おにかい+1】
同じく中目黒にある看板を出さない鮨の店【鮨おにかい】の系列店
鮨おにかいは以前行ったミシュラン一つ星の天婦羅みやしろの上にあって、いつか行こうと思っていたんですよね
今回、駅からすぐにあるこちらの店舗へやってきました
お店は完全予約で18:00~と20:30~の2部制
L字のカウンターは食の探求人達で満席となり食事のスタートです♪
食事は「おまかせコース」11,000円のみ
そして飲み物は今回「ワインペアリング(全5種)」5,000円を頼んでみました
最初の飲み物がこちら
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「Sella&Mosca Torbato Spumante Rose Brut」
まずは爽やかな泡から
ロゼのスプマンテはエレガントで花や柑橘の香りと爽やかな酸
スタートにはピッタリの一杯です
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「白バイ貝の旨煮」
握りの前の先付けは柔らかくも心地よい弾力の白バイ貝
旨味溢れる貝でこれだけでスプマンテ飲み干してしまいそうw
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「ふき胡麻餡」
子供の頃はその良さが分からなかった「ふき」ですが歳を重ねるとしみじみと美味しく感じるのです
上に散らされる細揚げされた牛蒡が食感と味の良いアクセント
カウンター中央で炊きたての米に酢を加えシャリ切りのパフォーマンス
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あまり目の前でシャリ切りって見る事ないですよね
こういう仕事を楽しめるのもこちらのお店の良さ
米酢と2種類の赤酢が使われています
・・・ですがよく見ると
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ぞうさんジョウロが使われている遊び心w
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そして出来立てのシャリを海苔で包んでお味見
シャリ切り直後の温かさと酢の立った味わい!
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「ニシン味醂干し」
握りの前の焼物
バクっと喰いつきたい所を我慢し箸でチミチミと摘まみ酒と共に味わう
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続いて大トロの醤油漬けをバーナーで軽く炙り
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それを中トロと赤身のヅケの上に
これを
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シャリと海苔で包めばお店名物の一つ
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「マグロ巻き」
大トロ・中トロ・赤身がたっぷりと詰まった贅沢なマグロ巻き
巻物からスタートって珍しいですがこのボリューム感、3種の部位で飽きない食べ応えはお腹に余裕があるタイミングで食べるのが確かに最適
うめぇぞ
ここで次の飲み物
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「Duca di Salaparuta Calanica Frappato」
シチリアの名門が造るフラッパート100%の赤ワイン
華やかな香りと柔らかなタンニンの余韻があります
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「クエ」
高級魚のクエです
13日熟成されたというクエは口に入れるとネットリとした舌ざわり
深みのある旨味は赤ワインと抜群の組み合わせ
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「帆立」
プルっとした弾力に心地よい歯ごたえ
そして甘い!フルーツの様な香りを伴いホタテの甘みと旨味がフワッと広がります
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「鰯」
入梅いわしとも言われ梅雨期に水揚げされるマイワシ
1年の中で最も脂がのっている人気の寿司ネタです
口の中で溶けていく感じはこの時期だからこそ味わえる楽しさ
さてカウンターではなにやら次のネタの仕込み
お皿の上には醤油漬けされた鯖、そこにドーム型の器をかぶせ
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煙を充填させ瞬間燻製!
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オープンと共に店内に広がる薫香
この一瞬で鯖にどれだけの香りが加わったのか楽しみ♪
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「鯖」
酢〆はよくあるけど醤油漬けの鯖はあまり食べた事ないかも
一瞬なのにシッカリとした薫香、これは酢〆よりも醤油漬けって理由がよくわかる
鯖の旨味が最大限に出ていてたまらんな
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「太刀魚」
ホワホワ、フワフワの太刀魚は口の中でホロホロとほぐれて行きます
太刀魚は刺身で食べる事が多いですが焼きにしても美味しいと再確認
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「Masi Masianco」
フレッシュでパインやバナナの様なフルーティーさ
味わいの余韻が長く楽しめるぞ
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「鯨」
海苔で包まれた鯨とシャリ
そして卵の黄身とニラ醤油が使用されユッケ仕立てになってます
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「平目」
昆布締めにされた平目の握りにはひと仕掛けあります
シャリと平目の間になんとエンガワ
これによって食感と味わいに変化が出てくるの
これ楽しい!もう一貫食べたいぞ
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「あん肝」
軍艦仕立てのあん肝
旨味の爆弾ことあん肝ですがこちらのお店はそのまま出すわけないよね
ここに潜んでいるのは奈良漬け!
濃厚なあん肝に奈良漬けの香り・・・最高に決まってるじゃんよ
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「Montecucco Rosato Grottolo」
辛口のロゼ
ラズベリーっぽい果実感と力強い香りで酸味とのバランス
鮨だけでなく肉料理にも合いそうなワイン
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「金目鯛」
桜の様な淡いピンクの美しさ
それでいて脂乗り良く柔らかな身
乳化したような脂とシャリの酸味が生み出す美味しさは「うんうん」と頷くしかありません
続いては登場したのは
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「海老天海苔巻き」
こちらの海老天は先述した【天婦羅みやしろ】監修
鮨おにかいでは一階のみやしろで揚げた海老天が使われます
こちらのお店ではさすがに天婦羅の直送は出来ないのですが、この日は隣の吉次蟹蔵の揚げ立てを使用
吉次蟹蔵は実はみやしろの系列、つまりはみやしろの味なのですわ
旨味濃い大ぶりの海老に甘いタレで一口海老天丼なスペシャリテ
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「茄子揚げ浸し」
ここで魚介では無くお野菜の握り
海老天がガッツリ系だったので直後に魚に行くと口が驚くので間に茄子ってのは良い構成だなと
ちなみに上にのるのは畑のキャビア【とんぶり】
ジューシーな茄子のやわらかさ、とんぶりのプチっと感が楽しめます
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「Cetamura Chianti」
ペアリング最後のワインはこちら
口に入れた瞬間のアタックからフィニッシュ、余韻までシッカリとしたベリーの香り
クローブやシナモンのようなスパイシーな感じも良いですね
ここから握りも終盤
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「ノドグロ」
白身のトロとも言われるノドグロ
身だけでなく皮目も美味しく白身最強説との呼び声もw
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「中トロ」
宮城県塩釜の中トロ
先ほどのノドグロ後に負けないのはやはり鮪の脂ですな
口一杯に脂の旨味を広げ楽しんだらワインでキュッと口中を引き締め
幸せな瞬間
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「穴子」
赤ワインと相性抜群のふかふか穴子に甘いツメ
余韻を楽しみながら最後の握りを味わい尽くします
と、ここで板さんから「お腹の具合はいかがですか?」と
コースの握りはおしまいで最後に玉子と椀ですが余裕あれば雲丹を出しますとの事
当然いただきますとも!
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「バフンウニ」
根室のバフンウニ、香り高く強い甘みと旨味
ノドグロからの4連続悶絶握りで心行くまで堪能できました
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「玉子」
〆は甘い玉子
この玉子がお店によって結構違うので楽しみでもあるんですよ
プリンっぽい物やカステラっぽい物、昔ながらの玉子ってのもね
熱いお茶と共に食せば立派な甘味です
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「鮪と九条ネギのお椀」
胃の中を温めてくれる椀物
サイコロ大の鮪が入っているのも嬉しいですね
このおまかせコースが11,000円って破格すぎませんか?
そりゃ予約が取れないお店ってのがよくわかるわ
江戸前の技をベースに独創性あふれる”くずし鮨”
背伸びしすぎずに食べられる美味しいお鮨でした
ご馳走様でした
鮨おにかいたすいち (寿司 / 中目黒駅、代官山駅、祐天寺駅)
夜総合点★★★★☆ 4.0
店名:鮨おにかいたすいち
住所:東京都目黒区上目黒3-9-5 プラージュ目黒 3F
TEL:050-5869-5651
営業時間:12:00〜14:30(日曜日のみ)、18:00~と20:30〜の2部制
定休日:不定休
公式サイト:ホームページ
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